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同志社大学硬式野球部ブログ

2025年11月29日

令和七年度後期チャレンジリーグ(立命館大学戦)

こんにちは。

さて、弊部は令和七年度後期チャレンジリーグが10月25日(土)に開幕し、1・2回生は約1か月間熱戦を繰り広げました。11月30日(日)立命館大学戦が弊部にとって最終戦となり、全日程を終了いたしました。全勝優勝を目指して、挑んだ最終戦を振り返りたいと思います!

<11月30日(日)令和七年度後期チャレンジリーグ(立命館大学戦)>

先制するも、逆転を許し、無念のコールド負け

全勝優勝を目指して挑む同志社は一回表、先頭打者の時(1・星稜)がフェンスに直撃する強烈な左安打を放ち出塁し、盗塁により2塁へ進塁します。さらに二番阿部(1・國學院久我山)の犠打により一死3塁とチャンスを迎えます。続く打者を補飛に抑えられますが、相手投手の暴投の間に三塁走者が生還。この回、1点を先制します!

【写真:フェンス直撃の安打を放った時】

開幕戦の先発に引き続き、後期チャレンジリーグ最終戦の先発を任されたのは、荒川(2・新潟明訓)。その期待に応え、立ち上がりからキレのある投球で初回を三者凡退に抑える堂々のピッチングを魅せます。

二回表、先頭の川村が相手の後逸により出塁。さらに盗塁により、無死2塁と再びチャンスを迎えますが、後者が続けず追加点を挙げることができません。

点差を広げたい同志社ですが、その後は両投手の好投が光り、得点版に0が刻まれます。

試合が動いたのは、五回裏。先頭打者をフルカウントまで粘り強く攻めたものの、最後はわずかに外れ四球。続く打者の犠打により、進塁を許します。続く八番打者に初球を捉えられ、逆転の右越え本塁打を放たれます。さらに、二死から四球を与えると、二番打者に中適時二塁打を放たれ追加点を許します。最後の打者を打ち取りますが、この回逆転を許し、1ー3と点差が広がります。

点を取り返したい同志社は、六回表。先頭打者の齊藤(1・報徳学園)がフルカウントから見極め四球を選び、盗塁を試みますが盗塁死となり一死。続く四番伊藤(1・宇治山田商業)が再び四球を見極めます。しかし、後者が続かず流れを引き寄せることができません。

六回裏、後半戦のマウンドにも先発の荒川が上がります。先頭打者に内野安打で出塁を許すと、一死1塁から右安打を放たれ一死1・2塁のピンチを招きます。ここで、ピンチの場面を託されたのは田村(1・北海道帯広緑陽)。この場面を切り抜けたいところですが、三者連続四球により2点の追加を許します。さらに一番打者にも中適時打を放たれ、1-7と点差を広げられます。後続を併殺打に抑えますが、この回一挙4点を失います。

【写真:先発を任された荒川】

反撃したい同志社は七回表、一死から途中出場の上田(1・鳥羽)が中安打により出塁に成功しますが、相手投手の好投により走者を還すことができません。

七回裏、この回から橋本(和)(2・同志社香里)がマウンドへ向かいます。先頭打者に四球を与えますが、後続を併殺打に打ち取り二死とします。しかし、二者連続の左安打を放たれ二死1・2塁のピンチを迎えます。なんとしてでもコールド負けは避けたいところですが、続く打者に中適時二塁打を許し、今大会規定により七回7点差のためコールドとなり試合終了。

【写真:整列をする選手達】

初戦から4連勝をし、全勝優勝を目指した後期チャレンジリーグ最終戦では、チームの持ち味を出し切ることができず、無念のコールド負けとなりました。この試合が2回生にとって最後のチャレンジリーグとなり、二年間のチャレンジリーグを通して多くのことを学んだのではないでしょうか。後期チャレンジリーグでは4勝1敗と優勝を飾ることができましたが、全勝優勝とはなりませんでした。最後の一戦で勝ちきれなかったところを勝ち切れるチームに、そして、今回のチャレンジリーグで見つけたそれぞれの課題に取り組みたいと思います。また、来季に向けて、寒く厳しい冬の練習をチーム一丸となって励んでいきます!

最後になりましたが、いつも応援して下さる皆様に深く御礼申し上げます。今後とも温かいご声援の程、よろしくお願いいたします。

マネージャー 野末菜央

2025年11月28日

2025年度納会

こんにちは。

早いもので今年も残すところ約1か月となりました。

一段と寒さが厳しくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、11月26日(水)にブライトンホテル京都にて、2025年度納会が行われました。

引退された4回生と久しぶりにお会いすることができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。また、4回生に限らずコーチの方々、OBの方々にもお越しいただき部員たちからも沢山の笑顔が見られました。

始めに、岡田部長と監督よりご挨拶をいただき、その後、OB会長の片岡さんから今後の同志社大学硬式野球部への激励の言葉を頂戴しました。

【写真:激励の言葉を送る片岡さん】

また、今年度をもって定年退職される太田副部長からは、19年間への感謝とともに、今後の同志社大学硬式野球部に向けた温かいメッセージをいただきました。

【写真:前主務の山川から花束を受け取る太田副部長】


1年間チームを引っ張って下さいました前主将の坂(4・大阪桐蔭)からは大学野球生活4年間を通した感想や、日本一の夢を託す後輩たちへの熱いメッセージを頂きました。

【写真:後輩へメッセージを送る前主将の坂】

続いて、新主将の山岸(3・静岡)からは、これまで支えてくださった4回生への感謝と、来シーズンに向けた力強い意気込みが語られました。

【写真:挨拶をする新主将の山岸】

最後になりましたが、4回生の皆さん、太田副部長本当にお疲れ様でした。

現役生は、4回生から教わったことを活かし、今年成し遂げることが出来なかったリーグ優勝、神宮優勝に向けて最大限の努力をして参ります。また、グラウンドやリーグ戦などに起こしいただけると幸いです。4回生の皆様の今後のご活躍をお祈り申し上げます。

【写真:全体の集合写真】

新体制となり、早1ヶ月が経とうとしています。まだまだ未熟なところばかりだと思いますが、今後とも温かいご声援の程、よろしくお願いいたします。

マネージャー 野末菜央

2025年11月22日

令和七年度後期チャレンジリーグ(京都大学戦・近畿大学戦)

こんにちは。

令和七年度後期チャレンジリーグ京都大学戦、近畿大学戦が11月22日(土)、11月23日(日)に同志社大学グラウンドにて行われました。

それでは、京都大学戦を振り返りたいと思います!

<11月22日(土)令和七年度後期チャレンジリーグ(京都大学戦)>

先制を許すも、打線が繋がり逆転コールド勝ち

一回表、先発マウンドを任された溝田(2・同志社香里)は一番打者を初球で打ち取りますが味方のエラーがあり、出塁を許します。その後、空振り三振と併殺により初回を無失点で切り抜けます。

一回裏、二死から三番打者齊藤(1・報徳学園)が右安打により出塁します。四番打者影山(2・桐蔭学園)が初球から打つも遊ゴロと相手投手の好投によりチャンスを広げられません。

二回表、四球により出塁を許すも、続く打者を三振、投飛により二死1塁とします。その後、盗塁と投手の暴投により二死3塁とピンチを招きます。しかし、投ゴロにより、この回も無失点で切り抜けます。

先制点が欲しい同志社は三回裏、五番打者寺澤(1・桐蔭学園)がフルカウントから見極め、四球により出塁します。しかし、牽制死と六番打者の二ゴロにより二死となります。続く七番打者渡邉(2・東筑)が初球から食らいつき、左三塁打を放ちます。しかし、続くことができず無得点でこの回も終わります。

【写真:左三塁打を放った渡邉】

三回表、ついに試合が動きます。先頭打者を打ち取るも、三者連続で四球を与え、一死満塁とピンチを迎えます。続く七番打者をフルカウントに追い詰めるも、四球となり、押し出しで先制を許します。さらに続く打者に初球、死球を与え、またも押し出しにより2-0となります。ここで、溝田に代わり山本(2・盈進)がマウンドを託されます。ピンチは続き、一死満塁で五番打者を迎えます。しかし、山本の好投により併殺打に打ち取りました。この回、先制を許すも最小失点で切り抜けます。

2点を返したい同志社は三回裏、九番打者阿部(1・國學院久我山)が中安打を放ち出塁します。しかし、続く打者が併殺打に倒れ、二死となります。続く二番打者西川(1・広島新庄)が四球を選び出塁すると、投手の隙を見て、盗塁に成功。二死2塁とチャンスを迎えます。ここで、先程右安打を放っている三番打者齊藤が中適時打を放ち、1点を返します!しかし、相手投手の好投により続くことができません。

四回表、先頭打者の出塁を許しますが、山本の好投により無失点で抑えます。

【写真:好投をみせた山本】

続く四回裏、五番打者大滝(2・同志社国際)が左二塁打を放つと、六番打者川村(1・天理)が投手の悪送球の間に出塁。無死1・3塁とチャンスを迎えます。続く打者がバントを試みるも、野手選択により三塁走者がアウトとなり、一死1・2塁とします。七番打者が見極め、四球により出塁し、一死満塁と逆転のチャンスを迎えます。続く九番阿部が内野安打を放ち、野手選択の間に1点を追加し同点に追いつきます。さらに一死満塁とチャンスは続きます。一番打者時(1・星稜)が走者一掃の左適時三塁打を放ち、3点を追加し逆転に成功します!さらに、二者連続四球により一死満塁。続く四番打者も四球を選び、押し出しによりもう1点を追加。一死満塁とチャンスは続きます。続く五番打者大滝が走者一掃の左適時三塁打を放ちさらに3点を追加。一死三塁とチャンスは続きますが、後が続けず交代となります。しかし、この回8点を奪い、逆転します。

【写真:走者一掃の左適時三塁打を放った大滝】

その後、両者とも投手が好投し、出塁を許すも得点を取ることはできません。

六回表、この回から仲間(1・興南)がマウンドに上がります。先頭打者を空振り三振に打ち取るも、続く打者に中三塁打を放たれ、一死3塁とされます。続く打者を打ち取りますが、八番打者に初球を捉えられ右適時二塁打を放たれ、1点を追加されます。後続を打ち取るも、この回、1点を追加されます。


その裏、同志社は先頭打者と続く打者を死球、四球とします。続く四番が遊ゴロに打ち取られるもその間に進塁しますが、続く打者も二ゴロに打ち取られ二死2・3塁。ここで、代打の辻本(1・報徳学園)が左適時二塁打を放ち、この回2点を追加します!

七回表、先程の回に引き続き仲間がマウンドに上がります。先頭打者と続く打者に左安打、中安打を放たれ無死1・2塁とされると悪送球の間に進塁を許します。続く打者を二直とし、一死2・3塁としますが、四番打者の左犠飛により1点を返されます。二死2塁とし、最後五番打者を抑え七回7点差コールドで試合終了。

前半、ペースを掴めず先制を許すも、チャンスの場面で打者が繋がり、後期チャレンジリーグ最多得点となる11点をあげました。後期チャレンジリーグ、開幕から3連勝となりました!

続いて、近畿大学戦を振り返ります!

<11月23日(日)令和七年度後期チャレンジリーグ(近畿大学戦)>

終盤までもつれた激戦を勝ち切り優勝を決める

一回表、先頭打者の西川(1・広島新庄)がいきなり左二塁打で出塁しチャンスを作ると、三番打者影山(2・桐蔭学園)が中翼手の頭上を大きく超える適時三塁打を放ち、先制点を奪うことに成功します。続く四番打者の齊藤(1・報徳学園)も初球をセンターにはじき返し、さらに1点を追加します。齋藤の盗塁を阻止されますが、五番打者寺澤(1・桐蔭学園)が四球をもぎとり、流れを同志社に手繰り寄せます。二死1塁から六番打者川村(1・天理)も勢いに乗り適時三塁打を打ち、初回に3点をスコアボードに刻みます。

【写真:適時三塁打を放つ活躍を見せた川村】

一回裏、この日の先発投手は内山(1・仙台育英)。走者を出すも、この回を10球で終わらせる安定した投球で無得点に抑えます。

二回は両校安打で走者を出すも、好機を生かしきれず無得点に終わります。

三回裏、二死から三番、四番打者に連打を浴び1点を返されます。

その後は、両投手の好投が光り無得点が続きます。

試合が動いたのは六回裏、先頭打者をこの日初めての四球で出塁を許すと、続く打者に安打を打たれて無死1・2塁のピンチを招きます。その後、守備の乱れと犠飛により2点を返されます。3-3の同点となり、試合は振り出しに戻ります。

八回表、二死から二番打者の時(1・星稜)が右安打で出塁します。相手のバッテリーエラーの間に二塁へと進塁し得点圏に走者を置きます。ここで打席は初回先制の適時打を放った影山。ここでも適時二塁打を放つ活躍を見せ、持ち前の勝負強さを発揮します。また、続く齊藤にも適時打が飛び出しこの回2点奪います。

【写真:二安打二打点の大活躍を見せた影山】

その裏、この回からマウンドに上がった槇原は制球に苦しみ、先頭打者に四球を与えてしまいます。続く九番打者は中飛に打ち取りましたが、一番打者に左前安打を許し、一死1・2塁とピンチを迎えます。次の打者は凡打に抑えたものの、味方の失策で走者を出し、1点を献上します。さらに三番打者にも左前安打を浴び、一死満塁と逆転の危機に追い込まれました。ここで同志社は山本(2・盈進)にマウンドを託します。山本は代わった直後の打者を三振に仕留め、続く打者も三塁手の冷静な判断によってアウトとなり、この回を切り抜けました。

【写真:一死満塁のピンチを切り抜けた山本】

九回裏先頭打者を遊撃手の失策で出塁させてしまいます。続く打者には犠打を決められ、同点の走者を得点圏に背負う展開に。さらに三番打者に左前安打を浴び、逆転の走者まで塁に置かれる大ピンチとなりました。ここで迎えるは四番打者。長打が出ればサヨナラ負けという場面でしたが、この打者を併殺打に打ち取り、見事危機を脱出。チームはチャレンジリーグ4連勝を飾り、見事優勝を決めました!

終盤は手に汗握る展開が続きましたが要所要所で好守、好打が飛び出し優勝を勝ち取りました!

次戦は、

11月30日(日)

対 立命館大学  於:同志社大学G

10時30分試合開始予定

となっております。

最後になりましたが、いつも応援して下さる皆様に深く御礼申し上げます。今後とも温かいご声援の程、よろしくお願いいたします。

マネージャー 野末菜央

       石黒健太郎

2025年11月16日

令和七年度後期チャレンジリーグ(関西学院大学戦)

こんにちは。

肌寒い季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、10月25日(土)に初戦を迎え白星発進をした令和七年度後期チャレンジリーグも、全日程の中盤に差し掛かりました。弊部にとって二戦目となる関西学院大学戦を振り返りたいと思います。

<11月15日(土)令和七年度後期チャレンジリーグ(関西学院大学)>

6人の投手リレーで2点差を守り抜き二連勝!!

一回表、先頭打者阿部(1・國學院久我山)が俊足を活かして出塁すると、盗塁と捕逸により三塁へ到達します。一死3塁から、三番影山(2・桐蔭学園)が右適時打を放ち1点を先制します。その後、四番齊藤(1・報徳学園)の打球はセンター後方へ伸び、中堅手の落球で一死2・3塁の好機をつかみます。続く五番中村(2・丸亀)が初球でスクイズを成功させ、追加点を挙げます!

【先制点となる一打を放った影山】

二連勝がかかった二戦目のマウンドを託されたのは溝田(2・同志社香里)。一回裏、先頭打者に出塁を許すも、後続を抑え四人で攻撃を終わらせます。

二回裏、失策により先頭打者の出塁を許すと、続く六番打者の犠打で一死2塁と得点圏に走者を背負います。続く打者に左適時打は放たれ、一死1・3塁とピンチを迎えます。その後、八番打者が打った捕ゴロの間に三塁走者が本塁へ生還し、一点を返されます。

三回裏、溝田は二死から走者を出すも後続を打ち取り、三回1失点で先発の役目を終えます。

【先発のマウンドを託された溝田】

点差を広げたい同志社ですが、相手投手の好投により初回以降は三者凡退に終わります。

先発の溝田に代わり四回のマウンドに向かったのは北野(1・同志社香里)。二死から七番打者に対し四球を与えるも、続く打者を抑え13球でこの回を終えます。

五回表、一死から上田(2・鳥羽)がこの日二本目となる右安打を放つも牽制死に倒れ、なかなか得点圏に走者をおくことができません。

五回裏、回を跨いでマウンドを守る北野は先頭打者を三振に抑えるなど、三者凡退で後続の投手にマウンドを託します。

1点差で後半を迎えた六回表、一死から二番打者の時(1・星稜)が放った打球は中堅手の頭上を越え、公式戦初の本塁打となります!初回以降の追加点を挙げ、3ー1と点差を広げます。

【点差を突き放す本塁打を打った時】

六回裏、マウンドを任された仲間(1・興南)は先頭打者から見逃し三振を奪いますが、続く打者に連打を許し一死満塁とピンチを迎えます。ここで、仲間に代わりピンチの場面を任されたのは田村(1・北海道帯広緑陽)。二球目で完璧に併殺打に仕留め、チームを救う圧巻の火消しを魅せます!

【満塁のピンチを無失点で切り抜けた田村】

田村の好投で流れに乗りたい同志社は七回表、二死から七番打者川村(1・天理)が放った打球は三遊間を抜ける左安打となり出塁に成功します。しかし、後続が打ち取られ得点には繋がりません。

その裏、田村に代わって内山(1・仙台育英)がマウンドに向かうと、三振を含め下位打線を二者連続で抑えます。しかし、続く一番・二番打者に連続で安打を許し、得点圏に走者を進められます。二死1・3塁と走者を抱えますが、堅実な投球でこの回ピンチを切り抜けます。内山は八回裏も二死2・3塁の場面を迎えますが、この日三つ目の三振を奪い、2点差を保ったまま最終回の投手に繋ぎます。

八回表から継投した相手投手の好投球に苦しみ、同志社は八・九回ともに三者凡退で攻撃を終えます。

九回裏、最終回のマウンドを託されたのは齋藤(2・静岡)。先頭の代打に右中間を抜ける二塁打を放たれると、暴投により3塁への進塁を許します。一死3塁から二者連続で四球を与え、逆転の走者を抱えます。しかし、その後は二者連続で空振り三振を奪い、試合を締めくくりました。

この日は初回から点を重ね、中盤にも本塁打を放つなど積極的に打線を繋ぎました。また、6人の投手による継投リレーでは何度かピンチの場面を迎えましたが、堅実な守備も見られわずか1失点に抑えました。関西学院大学戦で勝ち星を掴み取り、見事開幕2連勝を収めました!

次戦は、

11月22日(土)

対京都大学 於:同志社大学

10時30分試合開始予定

となっております。

最後になりましたが、いつも応援して下さる皆様に深く御礼申し上げます。今後とも温かいご声援の程、よろしくお願いいたします。

マネージャー 佐藤瑠美

2025年10月27日

令和七年度後期チャレンジリーグ(関西大学戦)

こんにちは。

朝晩は少し肌寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、9月27日(土)に令和七年度後期チャレンジリーグが開幕いたしました。弊部にとって初戦の関西大学戦を振り返りたいと思います。

<10月25日(土)令和七年度後期チャレンジリーグ(関西大学)>

終盤に三点差をひっくり返し、堂々の白星発進

一回表、先頭打者西川(1・広島新庄)が右安打により出塁します。その後、盗塁を決め初回から得点圏に走者を置きますが、後続続かず無得点に終わります。

一回裏、チャレンジリーグ開幕投手に抜擢されたのは荒川(2・新潟明訓)。先頭打者を抑えますが、続く二番打者に右本塁打を放たれ先制を許します。

二回裏、無死から連打を浴び無死1・3塁のピンチを招きます。七番打者の一ゴロをうまく処理し、挟殺プレーで追加点を阻止します。しかし、続く打者がスクイズを決め三塁走者が生還し、更に二塁走者も好走塁を魅せ2点を追加されます。

点差を詰めたい同志社ですが、相手左投手に抑え込まれてしまい、四回終了時のスコアボードは0-3。前半は終始関西大学のペースで試合が進みます。

試合が動いたのは五回表。先頭打者の川村(1・天理)の左中間真っ二つの痛烈な二塁打でチャンスを作ります。続く一番、二番は凡打で倒れますが、三番打者渡邉(2・東筑)の右適時打で1点を返すことに成功します。

【写真:先制打を放つ活躍をみせた渡邉】

六回裏、この日三回から登板し好投を魅せていた内山(1・仙台育英)ですが、内野安打や暴投が絡み、二死1・3塁のピンチを迎えます。その後、暴投により1点の追加点を許します。

八回表、一死から三番打者渡邉が四球により出塁するとここで俊足の中嶋(陸)(1・桐光学園)が代走で出場すると、すかさず盗塁を決めます。続く代打大滝(2・同志社国際)も四球を見極め出塁すると、再び中嶋(陸)が三盗を決め試合の流れを徐々に同志社へと引き寄せます。一死1・3塁から六番指名打者の齊藤(1・報徳学園)がまたも四球を選び二死満塁とこの日最大のチャンスを迎えます。二死満塁と絶好のチャンスで打席には代打中島(1・星稜)。鋭く振り抜いた打球は中翼手の頭上を越える走者一掃の三塁打となり、一気に3点を返し同点に追いつきます!続く大橋(2・金光学園)も四球で出塁すると、チームとしてこの日5つ目の盗塁を成功させ、逆転のチャンスを作ります。二死2・3塁で九番打者川村が前進守備の右翼手の頭上を越える三塁打を放ち2点を追加すると、この回逆転に成功し始めてリードを奪います!

【写真:走者一掃の三塁打を打ちガッツポーズを見せる中島】

リードを守りたい同志社は齋藤(2・静岡)が八、九回を完璧に抑え、後期チャレンジリーグ初戦見事勝利を収めました!

【写真:完璧な投球を魅せた齋藤】

この日序盤は苦しい戦いを迫られましたが、終盤途中交代で出場した選手たちが起用に応え全員野球で勝ちをつかみ取り、次戦へ勢いをつけました!

次戦は、

11月15日(日)

対関西学院大学 於:関西学院大学G

10時30分試合開始予定

となっております。

最後になりましたが、いつも応援して下さる皆様に深く御礼申し上げます。今後とも温かいご声援の程、よろしくお願いいたします。

マネージャー 石黒健太郎

2025年10月23日

'25秋季リーグ戦(対立命館大学)

こんばんは。

10月18日(土)、10月20日(月)に行われました伝統の一戦、秋季リーグ戦対立命館大学を振り返ります!

 

<10月18日(土)第7節 立命館大学 1回戦>

 

反撃実らず、5回の被弾で勝負決す

 

立命館大学の優勝がかかった伝統の一戦。球場には両校の応援が駆けつけ、大勢の観客に囲まれる中で最終節が行われました。1回戦の先発マウンドにあがるのは、今季安定感のあるピッチングで存在感を魅せた本田(4・敦賀気比)。初回、テンポ良く相手打線を二死に追い込むも三番打者が救い上げた打球は中堅手の頭上を越え、先制の本塁打となります。

立命①本田.jpg

【写真:伝統の一戦の先発を務めた本田】

反撃したい同志社ですが、相手投手の好投を前に出塁することが出来ません。

三回表、一死から一番打者が四球を見極め出塁すると、投手の疑投により2塁への進塁を許します。続く打者がフルカウントから左安打を放ち、一死1・3塁のピンチを迎えます。初回に本塁打を許した打者に打席が回ると、フェンス直撃の右適時二塁打を放たれ2点の追加点を許します。その後も走者を背負いますが、後続を抑え更なる追加点は許しません。

その裏、先頭の齊藤(1・報徳学園)が右安打を放ち、この日初めての出塁に成功します。一死1塁から本田が初球で犠打を決め、得点圏に走者を進めます。しかし、後続が続かず得点とはなりません。

四回裏、先頭打者の堀内(4・天理)が中安打を放つと、続く知念(4・沖縄尚学)が投犠打を決め、一死2塁とチャンスを迎えます。ここで打席に立つのは、長打に期待がかかる中森(4・大阪桐蔭)。力強く放った打球は左越えの本塁打となり、1点差に迫ります!続く牧原(3・東山)が持ち味の粘り強いバッティングを魅せ、十一球目を左前へ運び出塁に成功します。この回に追いつきたい同志社ですが、後続が打ち取られ同点とはなりません。

立命②中森.jpg

【写真:反撃となる本塁打を放った中森】

五回表、先頭打者に右安打を許すと、一死1塁から相手四番打者に左安打を放たれ一死1・2塁と再びピンチを迎えます。続く五番打者に右翼手の頭上を越える本塁打を許し、3点を追加され痛恨の一撃を浴びます。ここで、本田に代わり財原(4・明豊)がマウンドにあがります。後続をしっかりと抑え、反撃に望みを繋げます。

前半戦で点差をつめたいところですが、三者凡退に抑え込まれます。

後半戦に入った六回表、財原が五回に続きマウンドに立ちます。先頭打者に中安打を放たれ、出塁を許します。一死1塁から一番打者が放った打球は惜しくも一内野安打となり、一死1・2塁とされます。続く打者を見逃し三振に抑え二死と追い込みますが、三番打者に遊内野安打を許し二死満塁とピンチが広がります。これ以上の追加点を与えたくない同志社、相手四番打者に高めの直球を振らせ空振り三振を奪います。

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【写真:ピンチを凌いだ財原】

後半戦でなかなか安打が出ないまま迎えた八回裏、二回2/3を無失点に抑えた財原の代打に藤尾(4・東筑)が打席に立ちます。リーグ戦初打席でスタンドの応援も一段と上がります。惜しくも二ゴロに打ち取られ、出塁とはなりません。

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【写真:代打の打席に立った藤尾】

九回表、好調の齋藤(2・静岡)にマウンドが託されます。安打を1本許すも、この日も無失点の投球を魅せ、最終回に期待を寄せます。

その裏、一死から中森が放った打球は三遊間を抜け、左安打で出塁に成功します!続く牧原も四球を見極め、一死1・2塁と好機を迎えます。ここで、代打で途中出場している中島(1・星稜)が打席へ向かいます。遊へ放った打球は併殺打となり、試合終了。

中盤、本塁打で1点差まで迫るも痛恨の一撃を浴び、伝統の一戦の初戦は黒星となりました。

<10月20日(月)第7節 対立命館大学 2回戦>

延長へもつれ込む大接戦も、サヨナラ負けを喫す。

勝ち点を獲得し有終の美を飾るために、3回戦へ望みを繋げたい同志社。平日での開催となりましたが、1回戦同様多くの方々が応援へ駆けつけてくださり、スタンドは観客で埋め尽くされます。

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【写真:スタンドの様子】

大きな声援を背に先発マウンドを託されたのは、同期投手の中で最も早くリーグ戦デビューを果たし、4年間腕を振ってきた橋本(裕)(4・浜田)。先頭打者を空振り三振に抑えると、続く打者を二ゴロ、二ゴロに打ち取り、完璧な立ち上がりを魅せます。

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【写真:一年間先発の一角を担った橋本】

二回表、二死から影山(2・桐蔭学園)が右安打を放ち出塁しますが、打線が繋がらず先制とはなりません。その裏、四番打者に右二塁打を放たれると、ここで昨日本塁打を許した強打者が打席に立ちます。140km/hのストレートをバックスクリーンに弾き返され、2点の先制を許します。

すぐさま取り返したい同志社打線は三回表、先頭打者の橋本が投手ながら左安打を放ち、出塁します。一死1塁から、一番堀内(4・天理)が中二塁打を放ち、一死1・3塁のチャンスを作りますが、後続が空振り三振、三ゴロに倒れ、好機を生かすことが出来ません。

続く四回表、先頭打者の中森(4・大阪桐蔭)が中安打により出塁すると、齊藤(1・報徳学園)が1球で犠打を決め、得点圏に走者を進めます。一死2塁から影山が本日二本目となる左安打を放つと、二塁走者が一気に本塁へ生還し、1点を返します。二死3塁から橋本に代わって関大2回戦でサヨナラ打を放った長尾(4・敦賀気比)が打席に向かいます。2球目を叩くと、打球が1・2塁間を抜け、右適時打となり更に1点を追加、同点に追いつきます!

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【写真:生還しガッツポーズする中森】

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【写真:同点に追いつく右適時打を放ち笑顔を見せる長尾】

四回裏、好投が続いている齋藤(2・静岡)がマウンドに上がります。先頭打者に四球を与えるも、結果的に相手クリーンナップを三人に打ち取り、流れを渡しません。続く五回裏も三者凡退に抑え、中継ぎとして見事な投球を魅せます。

同点のまま前半戦を終え、迎えた終盤七回。二死から堀内が遊内野安打を放つも後続が断たれ、勝ち越しとはなりません。その裏、一死から四球を与えると、先程本塁打を放っている五番打者に右適時三塁打を許し、1点を追加されます。ここでマウンドには1回戦で好リリーフを魅せた財原(4・明豊)が上がります。一死3塁から四球を与え、一死1・3塁とこの試合最大のピンチを招きます。しかし続く七番打者に力強いストレートを投げ込み、空振り三振に抑え込みます。更に続く打者の打球は高く舞い上がり、遊撃手が捕球。見事ピンチを切り抜けます。

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【写真:2試合連続好リリーフリレーを魅せた齋藤(左)と財原(右)】

1点を追いかける八回表、先頭打者の知念(4・沖縄尚学)が引っ張った打球はゆっくりと宙を舞い、左翼手の頭上を越える本塁打となります!!これでまたも試合を振り出しに戻します!

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【写真:試合を振り出しに戻す一発を放っ知念】

その裏、七回に続き財原がマウンドへ上がり、失策により出塁を許したものの無失点に抑えます。そして九回は、両者ともに三人で攻撃を終え、試合は延長戦に突入します。

十回表、二死から知念が二内野安打を放つと、続く中森が死球により出塁し二死1・2塁と走者を貯めます。しかし続く打者が一飛に打ち取られ、得点には至りません。

その裏、先頭打者に遊内野安打を許すと犠打により一死2塁とされます。さらに失策により一死1・3塁とサヨナラのピンチを招きます。ここでエース本田(4・敦賀気比)にマウンドを託します。フルカウントで投げ込んだ6球目、右越えの適時二塁打となりサヨナラ負け。

両者譲らぬシーソーゲームは、宿敵立命館大学に軍配が上がりました。

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【写真:整列時涙を浮かべる左から坂(4・大阪桐蔭)、堀内、中森】

10月21日(火)に閉会式が執り行われ、これにて秋季リーグ戦が閉幕しました。同志社は春季リーグ戦から一つ順位を上げ、3位(6勝5敗、勝ち点3、勝率.545)という結果に終わりました。

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【写真:閉会式の様子】

この秋季リーグ戦の閉幕をもって、四回生は引退となります。夏季オープン戦では思うような結果が出ず、秋季リーグ戦開幕までの間は非常に苦しい時期を過ごしました。そんな中迎えた関西学院大学との開幕戦、僅差を競り勝ち見事勝利を飾ると、勢いそのままに開幕四連勝、さらに三節連続勝ち点獲得と優勝争いに名乗りを上げました。この快進撃の背景には、主将・坂の熱いリーダーシップと四回生の強い結束力がありました。最後まで諦めず戦い抜くその姿勢は、チームに関わる全ての皆様に多くの感動を与えたことと思います。近畿大学戦、そして同立戦ではそれぞれ二連敗を喫し、目標としていたリーグ優勝を達成することはできませんでしたが、四回生の集大成にふさわしい、記憶に残るラストシーズンとなりました。

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【写真:全体集合写真】

私たち四回生は、偉大な先輩方に囲まれ、入部してすぐに熱い優勝争いを経験した代です。先輩方の背中を追い続け、自分たちの代でも再び優勝争いを繰り広げるまでに成長した選手たちを、心から誇りに思います。そして多くの選手がこのリーグ戦を持って、人生の大半を捧げた野球人生に幕を下ろしました。彼らの最後の勇姿を間近で見届けることができ、マネージャーとして大変嬉しく思うとともに、数え切れないほどの感動と勇気をもらいました。また、ベンチ入りを果たすことが出来なかった四回生もいましたが、スタンドからの熱い応援が確かにチームの大きな力となりました。四回生の背中を見てきた後輩たちが、来年こそ必ず目標を達成してくれると信じています。

最後になりましたが、日頃より部員を温かく見守り応援してくださる保護者の皆様、チームや部員のことを気にかけご指導くださるOB・OGの皆様、毎試合スタンドを盛り上げてくださった應援團の皆様、素敵な記事を通してチームの魅力を発信してくださったアトム編集部の皆様、そして部員たちが安全に活動できる環境を整えてくださった学校関係者の皆様、これまでチームを支えてくださったすべての方々に、心より御礼申し上げます。

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【写真:胴上げされる坂】

これからまた目標達成に向けて走り出す後輩たちへ、今後とも変わらぬご声援のほど、よろしくお願いいたします。

マネージャー 山川愛実

       中條玲音

2025年10月 7日

'25秋季リーグ戦(対近畿大学)

こんにちは。

10月4日(土)に初戦を迎える予定だった、近畿大学戦でしたが雨天中止により一日順延での開催となりました。

10月5日(日)、10月6日(月)に行われました秋季リーグ戦対近畿大学戦を振り返ります!

<10月5日(日)第5節 近畿大学 2回戦>

先制するも、逆転を許し黒星発進。

勝ち点3と勢いに乗っている同志社は、優勝に向けての大事な一戦と部員全員で挑んだ近大戦。その中で先制をしたい同志社の攻撃は、一回表。二番打者の堀内(4・天理)が中安打を放ち出塁します。一死1塁から右安打を放ち、一死1・3塁とチャンスを広げます。一死1・3塁から本日四番でスタメンの知念が(4・沖縄尚学)がフルカウントまで粘り、左適時打を放ち1点を先制します。さらに続く齊藤(1・報徳学園)も右安打を放ち一死満塁とチャンスを迎える。一死満塁から、前節での関西大学戦で本塁打を放った中森(4・大阪桐蔭)が右適時打を放ち1点を追加します。

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【写真:先制の右適時打を放った中森】

先発マウンドを任されたのは、橋本(裕)(4・浜田)。四球により出塁を許しますが、打者を打ち取り初回の攻撃を無失点で抑えます。

二回裏、相手先頭打者に右安打を許すと、続く打者にも右安打を許し、無死1・2塁とピンチを迎えます。続く打者を野手選択により出塁を許してしまい、無死満塁とピンチが広がります。無死満塁から投手の暴投間に三塁走者が生還し1点を許してしまいます。無死2・3塁から相手七番打者に右適時二塁打を放たれ2点を失い、この回逆転を許します。

三回裏、先頭打者に左安打を許すと続く打者を、中飛、右直と二死1塁とピンチを迎えます。二死2塁から相手四番打者の右適時二塁打を許し1点を追加されます。

なんとしても追いつきたい同志社の攻撃は五回表、二死から二番打者の堀内が右安打を放ち出塁をします。二死1塁から続く打者の牧原(3・東山)が遊ゴロに倒れ得点には繋がりません。

先発の橋本(裕)に代わって五回裏のマウンドに上がったのは、期待の新星、内山(1・仙台育英)。先頭打者を三振で抑えますが、続く打者に二連打を浴び、一死2・3塁とピンチを迎えます。一死2・3塁から続く打者に右適時打を許し1点を追加されます。続く打者に四球を選択され、一死満塁から二者連続適時打を許し、この回3点を失います。一死満塁のピンチの場面で、内山から経験豊富な財原(4・明豊)にマウンドを託します。一死満塁から続く打者を併殺打で打ち取り、気迫ある投球でピンチを切り抜けます。

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【写真:ピンチを切り抜けた財原】

七回表、一死から辻井(3・京都国際)が四球により出塁しますが、後続が倒れ得点には繋がりません。

七回裏、今季初登板の齋藤(2・静岡)がマウンドに上がります。相手上位打線を、三者連続三振で打ち取り、攻撃に流れを呼び込む投球を披露します。八回裏、一死から相手八番打者に左二塁打を許しますが、後続を打ち取り無失点で切り抜けます。

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【写真:好投を魅せた齋藤】

最終回の攻撃、なんとしても出塁したい同志社は三人連続代打を出しますが相手投手に一本出ず、試合終了。

先制するも、投手陣が相手打線に捕まり、相手投手前に打線が繋がらず、大事な初戦、黒星発進となりました。

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【写真:試合後の様子】

<10月6日(月)第5節 近畿大学 1回戦>

相手投手の好投を前に手が出ず、無念の完封負け。

何としても負けられない試合。先発を任されたのは本田(4・敦賀気比)。初回、わずか10球で相手打線を抑えて、好調のスタートを魅せます。

本田さん.jpg

【写真:先発を任された本田】

 しかし二回表、先頭打者に左安打を許すと、後続に犠打を決められ、一死2塁とピンチを招きます。続く打者に左適時打を放たれ、先制を許します。

 四回表、先頭打者に四球を与えると、続く打者に中安打を許し、無死1・3塁のピンチを迎えます。ここで右適時打を浴びて1点を失うと、更に中適時打を放たれ、もう1点を追加されます。その後は犠打を決められ一死2・3塁とされますが、続く打者を投ゴロに打ち取り三塁走者を憤死。さらに三振で切り抜け、これ以上の失点を許しません。

 四回裏、ここまで出塁が出来ていない同志社は二死から中森(4・大阪桐蔭)が四球で出塁すると、続く知念(4・沖縄尚学)も四球で出塁します。二死1・2塁のチャンスとなりましたが後続が倒れ、得点には繋がりません。

 五回表、先頭打者に中安打を許すと、後続に犠打を決められ一死2塁とします。ここで本田に代わり、齋藤(2・静岡)がマウンドに上がります。二ゴロ、三振で見事にピンチを抑えました。

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【写真:ピンチを抑えたバッテリー】

 六回表からは財原(4・明豊)がマウンドを託されます。素晴らしい投球で相手打線を三人で打ち取ります。

 六回裏、一死から牧原(3・東山)が四球で出塁します。暴投により走者が進み、一死2塁となります。続く中森も四球で出塁します。さらに一死1・2塁から投手の失策で一死2・3塁と最大のチャンスが訪れます。しかし、後続が二者連続で倒れ、この回も得点には結びつきません。

 八回表、これまで無失点で抑えていた財原が近畿大学打線に捕まってしまいます。一死から右安打と四球で走者を出し、見逃し三振で二死1・2塁となります。さらに重盗を決められ、二死2・3塁から内野適時安打と右適時打を浴び、二点を追加されます。なおも二死1・2塁から右安打を許しますが、二塁走者が本塁を狙ったものの憤死となり、この回を終えます。

八回裏、二死から牧原が待望の中安打を放ちます。このまま、続きたい同志社でしたが後続が倒れてしまいます。

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【写真:この試合唯一の安打を放った牧原】

 九回表、マウンドに上がったのは橋本()(4・浜田)。先頭に右二塁打を許すと、後続が三振、右安打で一死1・3塁になります。ここで橋本()に代わり、内山(1・仙台育英)がマウンドに上がります。二者連続で四球を与えてしまい、押し出しで走者が生還します。しかし、その後は立て直し、抑えます。

 最終回、何としても得点したい同志社。先頭打者の知念が四球で出塁するも、後続が倒れて試合終了。得点を奪えないまま完封負けとなりました。

次戦は、

10月18日(土)

対立命館大学 1回戦 於:わかさスタジアム京都

13時30分試合開始予定

10月20日(月)

対立命館大学 2回戦 於:わかさスタジアム京都

13時30分試合開始予定

となっております。

マネージャー 安永梨沙子

       宮坂美緒

2025年10月 2日

'25秋季リーグ戦(対関西大学)

こんばんは。

9月26日(金)、9月27日(土)、9月30日(火)に行われました秋季リーグ戦対関西大学を振り返ります!

<9月26日(金)第4節 関西大学 1回戦>

好機をものにできず、今季初黒星。

四連勝の勢いそのままに迎えた関大戦。首位を争う宿敵・立命館に競り勝つためにも負けるわけにはいかない今試合、一回表に一死から堀内が失策により出塁するも、牽制死により二死走者なし。続く打者も左飛に打ち取られ、先制攻撃とはなりません。

先発マウンドを任せられたのは、今季飛躍を続け絶対的エースへと成長した本田(4・敦賀気比)。一死から二連続安打を許すも、後続を中安打と空振り三振に抑え込みます。しかし二回裏、先頭打者に左安打を許すと続く打者の三ゴロの間に一塁走者が進塁し、一死2塁とピンチを招きます。八番打者にも左安打を放たれ一死1・3塁とされると、遊ゴロにより三塁走者が生還し1点を先制されます。

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【写真:今季3試合目となる先発マウンドを託された本田】

すぐさま取り返したい同志社は三回表、先頭打者の影山(2・桐蔭学園)が一内野安打により出塁すると、辻井(3・京都国際)が犠打を決め一死2塁とします。二死2塁から大井(3・浜田)が中安打を放ち、二塁走者が三塁を回り本塁を狙いますが、相手中堅手の好返球に阻まれ、ホームを踏むことができません。しかしその裏、二番からの好打順でしたが、本田が見事三者凡退に打ち取り、立て直します。

そして四回表、一死から牧原(3・東山)が左安打は放ち出塁します。しかし、後続が併殺打に打ち取られてしまい、流れを掴むことができません。四回裏も本田の好投が光り、三人で攻撃を終わらせ、攻撃へリズムをつなぎます。ですが強敵を前に打撃が振るわず、無得点で五回表までが終了します。その裏、先頭打者に本塁打を許し、点差を2点に広げられます。

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【写真:左安打を放つ牧原】

なんとか追いつき勢いをつけたい後半六回表、先頭打者の辻井が右安打を放ち出塁します。しかし後続が倒れ、ここでも得点とはなりません。そして六回裏、先頭打者に右安打を放たれると、盗塁を許し無死2塁とされます。そして二ゴロにより三塁へ進塁すると、五番打者の二ゴロの間に生還し、さらに1点を失います。

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【写真:右安打を放ち笑顔を見せる辻井】

七回表、先頭打者の牧原が四回表に続き左安打で出塁するも、続く打者の併殺打により二死走者なしとなってしまいます。しかしここでルーキー齊藤(1・報徳学園)が左三塁打を放ち悪い流れを断ちますが、後続が捕邪飛に打ち取られチャンスを生かすことができません。七回裏、内山(1・仙台育英)がマウンドへ上がります。先頭打者に左安打を許し、さらに犠打により一死2塁のピンチを招きますが、後続を空振り三振と二ゴロに打ち取る冷静なマウンド裁きを魅せます。

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【写真:左三塁打を放ち塁上でガッツポーズをする齊藤】

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【写真:二回無失点の好リリーフを魅せた内山】

そして八回表にも二死から代打北田(3・天理)が中安打で出塁すると、大井が四球を選び二死1・2塁とします。しかし続く打者が空振り三振に抑え込まれ、この回も得点圏に走者を進めるも得点に至らず、本塁が遠のきます。

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【写真:代打で中安打を放った北田】

3点ビハインドで迎えた最終回、一死から代打西川(1・広島新庄)が四球により出塁しますが、後続が絶たれ、試合終了。

相手投手の好投を前に、打線がつながらず、悔しい今季初敗戦となりました。

<9月27日(土)第4節 関西大学 2回戦>

終盤に2本の本塁打が飛び出し、流れを一変...!劇的サヨナラ勝利!

2回戦で勝利を収め、なんとしてでも3回戦に持ち込みたい同志社。先発のマウンドに昨春からチームを支えるエース橋本()(4・浜田)が向かいます。初回を三者凡退に抑え、上々の立ち上がりを見せます。

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【写真:先発のマウンドに上がった橋本(裕)】

後攻の同志社は、先頭打者の大井(3・浜田)が放った打球がショートへの高いバウンドとなり、持ち味のスピードを生かして出塁に成功します。二死1塁から大井が盗塁を仕掛けますが、惜しくも盗塁死となります。

試合が動いたのは三回表。一死から二連打を浴び、一死2・3塁のピンチを迎えると続く三番打者に左適時打を放たれ1点を先制されます。一死1・3塁から四番打者がセンターへ打ち上げた打球が犠飛となり、更に1点を追加されます。

四回表、先頭打者に左安打を許すと、続く打者が放った打球が左翼手の頭上を越える左二塁打となり、無死2・3塁と再びピンチを迎えます。続く七番打者が放った打球に二塁手の堀内(4・天理)が飛びつき本塁に送球しますが、惜しくも間に合わず追加点を許します。無死1・3塁とピンチは続きますが、後続を抑え最少失点で切り抜けます。

前半戦で反撃したい同志社ですが、相手投手の好投を前に五回をわずか1安打に抑え込まれます。

六回表、先発の橋本()に代わり五回からマウンドに上がっている財原(4・明豊)が続投します。先頭打者が捉えた初球は左翼手の頭上を大きく超える本塁打となり、0-4とリードを広げられます。しかし、その後は落ち着きを取り戻し、走者を背負いながらも二者を見逃し三振に抑え追加点を与えません。

六回裏、一死から代打にリーグ戦初打席となる阿部(1・國學院久我山)が送られます。持ち味の粘り強さと俊足で流れを変えたい場面でしたが、空振り三振に抑えられ出塁とはなりません。続く大井が四球を選び、この日3度目の出塁に成功します。続く打席に代打西川(1・広島新庄)が立ちます。一塁を駆け抜けるも、相手の好守に阻まれなかなか得点圏に走者を置くことが出来ません。

反撃の口火を切ったのは七回裏。先頭の代打中森(4・大阪桐蔭)が放った打球はレフトスタンドへ飛び込む本塁打となり、リーグ戦初アーチを描きます!さらに知念(4・沖縄尚学)が左安打で続くと、齊藤(1・報徳学園)が初球をセンターへ運び、無死1・3塁のチャンスを作ります。続く北田(3・天理)の一ゴロの間に三塁走者が生還し、さらに1点を返します。勢いに乗りたい同志社ですが、後続が抑え込まれこれ以上の追加点は奪えません。

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【写真:流れを変える一発を放った中森】

今季、存在感を放つ内山(1・仙台育英)が七、八回を無失点に封じ、この日も堂々たるピッチングを披露します。

八回裏、一死から大井が中安打を放ちまたもや出塁に成功します。二死1塁から中森が四球を選び、二死1・2塁と好機を広げます。ここで知念が右適時打を放ち、4-3と1点差に詰め寄ります!相手投手が代わったところで、齊藤が初球から果敢に攻めますが、一ゴロに倒れ同点とはなりません。

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【写真:3安打、2四死球とこの日全出塁の活躍を魅せた大井】

九回表、内山に代わり1回戦で先発を務めた本田(4・敦賀気比)が登板。先頭打者に左安打を許すも後続を三人で断ち切り、最終回の反撃へ望みを託します。

1点を追いかける九回裏、期待のかかる場面で一死から影山(2・桐蔭学園)が確信の一発となる左越え本塁打を放ち、土壇場で同点に追いつきます!!後続は抑え込まれるも延長戦にもつれ込む熱戦となります!

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【写真:九回裏、同点となる本塁打を放った影山】

十回表、本田がこの回も無失点で切り抜け、裏の攻撃へ勢いをつけます。

土壇場で追いつき、勢いに乗る同志社。迎えた十回裏、先頭打者の大井がライトへ打球を放つ間に瞬足を飛ばし、2塁を陥れます。続く途中出場の大橋(2・金光学園)は絶妙なバントを三塁線上に転がし、見事にフィールド内に入りバントヒットで無死1・3塁とサヨナラの好機を迎えます!続く中森は申告敬遠で歩き、満塁となった場面で代打長尾(4・敦賀気比)が打席に立ちます。初球をショートへ放つと、その間に俊足の大井が本塁へ滑り込み、遊適時内野安打で劇的なサヨナラ勝ちを飾りました!

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【写真:絶妙なバントで場内を沸かせた大橋】

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【写真:サヨナラ打を放ち喜びを見せる長尾】

抑え込まれた序盤から一転、劇的なサヨナラ勝利で試合をひっくり返し、勝負は3回戦へもつれ込みました!

<9月30日(火)第4節 関西大学 3回戦>

終盤の打線のつながりが勝利を呼び込み、勝ち点3を獲得!

負けると優勝から大きく遠ざかる3回戦。1回戦で完封負けを喫した投手との再戦に燃える野手陣は初回、一死から牧原(3・東山)が左安打を放ち出塁します。続く中森(4・大阪桐蔭)の二ゴロの間に一塁走者が進塁し、二死2塁と得点圏に進みますが、後続が空振り三振に抑え込まれ先制点とはなりません。

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【写真:試合前円陣でチームを盛り上げたムードメーカー木下(大)(2・天理)】

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【写真:左安打を放ちポーズを決める牧原】

同志社の先発は、本田(4・敦賀気比)。1回戦の悔しさを晴らすべく、マウンドへ上がります。先頭打者に右二塁打を許しピンチを招きますが、続く打者がバントを試みると、投手前に転がった打球を本田が冷静に処理し三塁へ送球。見事タッチアウト!そして一死1塁から三番打者を空振り三振、四番打者を右飛に打ち取り、ピンチを脱します。

二回表、どの打球も当たりは良かったもののヒットゾーンに運べず、三者凡退で攻撃を終えます。その裏、先頭打者を141km/hの真っ直ぐで見逃し三振に抑え込むと、後続も完璧に打ち取ります。先制したい同志社ですが、三回・四回もそれぞれ三人で攻撃を終え、流れを呼び込むことができません。四回裏、先頭打者に二内野安打を許すも二ゴロと併殺打に抑え込み、この回わずか8球で攻撃を封じ込みます。本田の好投に応えたい打線ですが、五回表も三者凡退に終わります。

0ー0のまま迎えた後半戦。なんとか流れを変えたい同志社は、二死から2回戦で土壇場に同点に追いつく本塁打を放った影山(2・桐蔭学園)が打席に立ちます。流し打ちで見事右翼手の前に打球を運び、さらに守備の乱れを見逃さず、すかさず二塁へ到達します。初回以来のチャンスを作りますが、続く打者が空振り三振に倒れ、得点には至りません。六回裏、先頭打者を本日六つ目となる三振に抑え込むと、後続も三ゴロと一ゴロに打ち取り、好投球を続けます。

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【写真:今試合も二安打の活躍を見せた好調の影山】

均衡を破ったのは七回表。中森がフルカウントから見事四球を選ぶと、続く知念(4・沖縄尚学)が犠打を決め、一死2塁とします。そして五番齊藤(1・報徳学園)が5球目を引っ張り、一塁手の右を抜ける右適時三塁打を放ち、1点を先制します!続く辻井(3・京都国際)も遊撃手の横を破る左適時打を放ち、1点を追加します。八回表も、一死から本田が四球により出塁すると、影山が二安打目となる左安打を放ち、一死1・2塁とチャンスを拡大します。そして牧原の犠打により二死2・3塁とすると、続く中森が右適時打を放ち、一気に二塁走者も生還し、2点を追加します。

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【写真:右適時三塁打を放ち塁上で喜びを爆発させる齊藤】

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【写真:左適時打を放つ辻井】

4点リードで迎えた最終回。九回裏のマウンドにも本田が上がります。二者連続安打を許し、二番打者の犠飛により1点を許しますが、クリーンナップを右飛と三飛に見事打ち取り、試合終了!

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【写真:完投勝利を収めガッツポーズをする本田】

110球の熱投が実を結び、本田が自身初となる完投勝利を記録。さらにリーグ最多となる4勝目を挙げました!

次戦は、

10月4日(土)

対近畿大学 1回戦 於:ほっともっとフィールド神戸

10時30分試合開始

10月5日(日)

対近畿大学 2回戦 於:ほっともっとフィールド神戸

13時30分試合開始

となっております。

マネージャー 山川愛実

       中條玲音

2025年9月16日

'25秋季リーグ戦(京都大学戦)

こんばんは。

9月13日(土)、9月14日(日)に行われました秋季リーグ戦対京都大学を振り返ります!

<9月13日(土)第2節 京都大学 1回戦>

二桁安打と打線が奮起し、開幕3連勝目を挙げた!

一戦目の先発を任されたのは、開幕戦で完璧な投球を魅せた本田(4・敦賀気比)。一回裏、相手打線をわずか8球で抑え、見事な立ち上がりを魅せます。

先制したい同志社の攻撃は二回表、先頭打者の中森(4・大阪桐蔭)がストレートの四球により出塁をすると続く齊藤が送りバントを成功させ一死2塁と先制のチャンスを作ります。一死2塁から続く打者の影山(2・桐蔭学園)が四球により出塁し、一死1・2塁とチャンスをさらに広げます。二死1.2塁から八番打者の辻井(3・京都国際)も四球を選び、二死満塁と絶好のチャンスを迎えます。二死満塁で打者は、本日先発投手の本田。初球を打ち返し、右適時打を放ち1点を先制します!

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【写真:投打で活躍し、塁上で喜ぶ本田】

三回裏、二死まで相手打線を打ち取りましたが、相手九番打者に遊内野安打を許し、さらに失策の間に2塁まで進まれ、二死2塁とピンチを迎えます。二死2塁から相手一番打者に中適時打を許し1点を返され同点とされてしまいます。

なんとしても逆転したい同志社は六回表、先頭打者の齊藤が右安打を放ち出塁すると、続く影山が送りバントを成功し一死2塁と逆転のチャンスを作ります。一死2塁から知念が中適時打を放ち1点を追加し、逆転に成功します。二死2塁から、二回表にも適時打を放っている好調の本田が左適時二塁打を放ちさらに1点を追加します。

七回表、先頭打者の堀内(4・天理)が四球、一死1塁から中森も四球と一死1・2塁とチャンスを広げます。続く齊藤が三振に倒れ、二死1・2塁となります。続く打者の影山が遊内野安打により出塁し二死満塁とさらにチャンスを広げます。二死満塁から七番打者の知念(4・沖縄尚学)が走者一掃の中適時二塁打を放ち3点し、さらにリードを広げます!

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【写真:好調で大活躍の知念】

七回裏、相手三番打者に右安打を許すと一死1塁から左安打を放たれ一死1・2塁とピンチを迎えます。一死1・2塁から捕逸により、走者が進み一死2・3塁とさらにピンチが広がります。二死2・3塁から遊ゴロの間に走者が生還し、1点を許します。

八回表、先発の本田に変わってマウンドを託されたのは、前節でも登板した内山(1・仙台育英)。相手打線を三者凡退に抑えます。

九回表の同志者の攻撃は、二死から齊藤が四球を選択し、二死1塁とする。二死1塁から影山の左二塁打により二死2・3塁とチャンスを広げます。二死2・3塁から本日好調の知念が左適時二塁打を放ち2点を追加します。二死2塁からさらに辻井が今季初安打の左適時二塁打を放ち、さらに1点を追加し、リードを広げます!

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【写真:今季初安打を放ち喜ぶ辻井】

7点のビハインドを持って迎えた最終回。八回からマウンドに上がっている内山が、相手の先頭打者に遊内野安打を許し、一死1塁となる。さらに、左安打、四球と出塁を許し、無死満塁のピンチを迎えます。無死満塁から続く打者をフルカウントから見逃し三振で抑え一死満塁とします。一死満塁から二ゴロの間に走者が生還し1点の追加を許します。続く打者に8球粘られた末、気迫のある投球で空振り三振に抑え試合終了。

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【写真:最小失点で切り抜けた内山】

勝ち点2つ目を上げるために、大事な1試合目を白星で飾り、開幕3連勝目を挙げました!

<9月14日(日)第2節 京都大学 2回戦>

 

劇的サヨナラ勝ち!接戦制して勝ち点獲得!

 一回戦に続いて勝ち点を取りたい同志社。先発を任されたのは橋本()(4・浜田)。初回、先頭打者に中安打を許すと、続く打者に送りバント、中安打を放たれてピンチを招きます。続く四番打者が左翼手の失策により出塁し、走者一掃で二点を先制されます。更に、一死3塁から五番打者の二ゴロの間に走者が生還し一点の追加を許します。続く打者は抑えたものの、初回にいきなり三点を追いかける展開となりました。

 逆転の機会を伺っていた同志社は三回裏、先頭打者の知念(4・沖縄尚学)が遊撃手の失策により出塁。続く辻井(3・京都国際)が送りバントを決め、橋本()が四球で出塁し、一死1・2塁とします。さらに、大井(3・浜田)が遊撃手の失策で出塁し、一死満塁とチャンスを広げます。続く堀内(4・天理)が左適時打を放ち、一点を返します。また、二死満塁から中森(4・大阪桐蔭)が押し出しの四球を選び、追加点を奪います。更に齊藤(1・報徳学園)が中適時打を放ち二点を追加。この回、一挙四点を獲得して、逆転に成功しました。

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【写真:逆転打を放った齊藤】

 橋本()は初回に三点を失ったものの、その後は安定感を取り戻していきました。しかし、六回表に本塁打を浴び、試合は振り出しに戻ってしまいます。

 七回表、先頭打者に右安打により出塁すると、後続が送りバントを決め、一死2塁のピンチとなります。その後、中飛、申告敬遠があり二死1・2塁とピンチを広げます。続く打者に中適時打を放たれ一点の追加を許してしまいます。ここで橋本()に代わり、内山(1・仙台育英)がマウンドに上がります。見事に打者を抑えて、この回を終えます。

 八回裏、先頭打者の堀内が右安打で出塁します。後続が倒れたものの、齊藤が四球で出塁し、二死1・2塁とチャンスを広げます。ここで期待の一回生中島()(1・星稜)が代打で送り出されます。期待に応えて、見事に右適時打を放ち、一点を追加し同点に追いつきます!

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【写真:同点タイムリーを放った中島()

 九回表、八回から投球を任されている財原(4・明豊)は先頭打者に右二塁打を放たれてしまいます。しかし、華麗な併殺もあり、三者凡退に抑えます。無失点で流れを味方につける投球を披露しました。

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【写真:素晴らしい投球をみせた財原】

 迎えた九回裏、代打の北田(3・天理)が死球で出塁します。後続が倒れるも、続く財原が送りバントで繋ぎ、得点圏に走者を進めます。続く堀内が左安打を放つと、盗塁も決めて二死2・3塁のチャンスを作ります。ここで代打の大橋(2・金光学園)が死球により出塁し、二死満塁。最後は途中出場の濵野(2・敦賀気比)が右適時二塁打を放ち、劇的なサヨナラ勝ち!今季初のサヨナラで勝ち点を手にしました。

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【写真:リーグ戦初安打が、サヨナラ勝ちを呼ぶ決勝タイムリーとなった濵野】

次戦は、

9月26日(金)

対関西大学 1回戦 於:ほっともっとフィールド神戸

10時30分試合開始

9月27日(土)

対関西大学 2回戦 於:ほっともっとフィールド神戸

13時30分試合開始

となっております。

マネージャー 安永梨沙子

       宮坂美緒

2025年9月 8日

'25秋季リーグ戦(関西学院大学戦)

こんばんは。

9月に入ってもなお、30度を超える真夏日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

令和7年度秋季リーグ戦が、9月6日(土)に開幕いたしました!4回生にとって最後となるリーグ戦が、無事に開幕を迎えることができ、大変嬉しく思います。開催にあたりご尽力くださいました関西学生野球連盟をはじめ、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

試合前には、わかさスタジアム京都にて開会式が開催され、入場行進が行われました。

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【写真:入場行進の様子】

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【写真:開会式の様子】

それでは同志社の初陣となる第1節、関西学院大学戦を振り返ります。

<9月6日(土)第1節 関西学院大学 1回戦>

僅差を勝ち抜き、今季初勝利!

開幕投手を任されたのは今春より先発の一角を担う本田(4・敦賀気比)。初回、先頭打者を左飛に打ち取るもその後、二者連続四球を与えてしまい、一死1・2塁のピンチを招きます。しかし四番打者を併殺打に打ち取り、無失点で切り抜けます。その裏、先制したい同志社ですが、三者凡退に抑え込まれ得点には至りません。

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【写真:開幕投手の大役を務めた本田】

続く二回表、一死から右安打を放たれ出塁を許しますが、後続を左飛と三振に抑え込みます。そして三回表にも一死から中三塁打を許し、ピンチを招きますが、続く二番打者を空振り三振、そして三番打者を三ゴロに見事打ち取り、ピンチを脱します。

粘りの投球を魅せる本田を援護したい同志社打線は三回裏、先頭の影山(2・桐蔭学園)がチーム初安打となる左安打を放ち出塁します。そして続く本田が犠打を決め、一死2塁と得点圏に走者を進めると、堀内(4・天理)の右飛の間に走者が進塁し、二死3塁のチャンスを作ります。しかし続く打者が三振に倒れ、先制とはなりません。続く四回裏も、先頭の中森(4・大阪桐蔭)が中安打で出塁すると、三ゴロと中飛により進塁し、二死3塁とします。そして辻井(3・京都国際)が四球を選び、二死1・3塁とチャンスを拡大しますが、後続が二直に打ち取られ、ここでもチャンスを生かすことができません。

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【写真:中安打を放ち塁上でポーズを決める中森】

本田は四回裏、五回裏をそれぞれ三者凡退に抑え、安定した投球を魅せます。

0-0で迎えた後半六回表、先頭打者に遊二塁打を許すと、続く打者を封殺打に打ち取り一死2塁とします。しかし失策により一死1・3塁とピンチを広げてしまい、四番打者に遊適時打を放たれ、先制を許します。

一点を追う同志社は六回裏、牧原(3・東山)が右安打を放ち出塁すると、続く中森の犠打により一死2塁とします。しかし後続が一邪飛と二ゴロに抑え込まれ、追いつくことはできません。七回裏、先頭の辻井が失策により出塁すると、濵野(2・敦賀気比)が犠打を決め、一死2塁と再三のチャンスを作ります。そして影山が自身のミスを取り返す左適時打二塁打を放ち、同点に追いつきます!本田に代打が送り出され、リーグ戦デビューとなる西川(1・広島新庄)が打席に立ちます。二ゴロに打ち取られますが、その間に走者が進塁し二死3塁とします。本田にリーグ戦初白星の権利を与えるには、この回に逆転しなくてはなりません。そしてここで打席に立つのは堀内。二球目の直球を逆方向に転がし、打球は1・2塁間を抜け、三塁走者が生還し見事逆転に成功します!!

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【写真:左適時打二塁打を放つ影山】

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【写真:勝ち越しとなる右適時打を放つ堀内】

一点リードで迎えた八回表、財原(4・明豊)がマウンドを託されます。先頭打者を二ゴロに打ち取ると、二番打者を三球三振、続く打者を三ゴロに打ち取る完璧な投球を魅せます。そして最終回も相手打線を右飛、二ゴロ、二ゴロに抑え試合終了!

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【写真:最終打者を二ゴロに打ち取り吠える財原】

見事一点差の接戦を守り抜き、秋季リーグ戦白星発進のなりました!!

<9月7日(日) 第1節 関西学院大学 2回戦>

大砲知念の今季初アーチで大差をつけ、勝ち点獲得!

2連勝で勝ち点を挙げたい同志社は、初回から打線が繋がります。先頭打者の大井(3・浜田)が左安打を放つと、続く堀内(4・天理)が送りバントの構えから初球を一塁線へ上手く転がします。ここで相手投手が1塁へ投げた球が悪送球となり、それぞれの走者が2・3塁へ進塁します。そして続く牧原(3・東山)の中犠飛により、一点を先制します!二死3塁から五番齊藤(1・報徳学園)が右適時打を放ち、更に一点を追加します。

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【写真:二打席連続安打を放った大井】

同志社の先発を任されたのは、昨季二試合で完封勝利を収めた橋本()(4・浜田)。二死から相手強打者に中安打を許すも後続を抑え、無失点の立ち上がりを魅せます。

二回表、二死から昨季の関西学院大学戦で満塁本塁打を放った橋本()の打席に期待がかかります。3Bから四球を見極め出塁すると、続く大井が二打席連続安打となる中安打を放ち、二死1・2塁と再びチャンスを迎えます。しかし、後続が空振り三振に抑えられこの回、追加点とはなりません。

その裏、橋本()が二者連続三振で相手打者を抑え、わずか九球でこの回を終えます。

三回表、この日四番を任された中森(4・大阪桐蔭)が一死から左安打を放ち出塁します。追加点が欲しい同志社ですが、後続が打ち取られ相手投手の好投に阻まれます。

その後、両校の投手が好投を魅せ得点板に0が刻まれます。

同志社がピンチを迎えたのは、五回裏。二死から八番打者が三塁線へ放った打球を三塁手が止めますが、送球が出来ず失策が記録されます。二死1塁から投手の暴投により、この日初めて得点圏に走者を置きます。フルカウントから四球を見極められ、二死1・2塁とすると、相手一番打者に初球をとらえられますが、左飛となり得点を許しません。

六回表、先頭の齊藤がこの日二本目となる中安打を放ち出塁すると、続く辻井(3・京都国際)が犠打を決め、一死2塁とチャンスを作ります。ここで、代打に知念(4・沖縄尚学)が送られます。遊ゴロとなった打球ですが、相手一塁手の失策の間に二塁走者がそのまま本塁へ生還し、初回以降の追加点となります!一死1塁から相手投手の暴投により進塁すると、続く影山(2・桐蔭学園)がフルカウントから四球を見極め、一死1・2塁とチャンスが続きます。打線を繋げたい同志社ですが、後続が二者連続三振に抑え込まれ、更なる追加点とはなりません。

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【写真:本塁へ生還し、喜びを見せる齊藤】

その裏、この回もマウンドに上がった橋本()が上位打線を三者連続三振に抑え、六回八奪三振と圧巻の投球を魅せます。

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【写真:六回被安打1、8奪三振、無失点の好投を魅せた橋本(裕)】

七回表、一死から牧原(3・東山)が二打席連続の左安打で出塁すると、続く中森が左安打、齊藤が四球を選び一死満塁と打線が繋がります。六番辻井の三ゴロの間に三塁走者が生還し、4-0と点差を広げます。ここで打席に回るのが、長打に期待がかかる知念。1Sから力強く放った打球は左中間の頭上を大きく超える本塁打となり、この回一挙四点を追加します!!

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【写真:今季初アーチを放った知念】

七回裏、ここまで好投を魅せた橋本()に代わり、内山(1・仙台育英)がマウンドに上がります。二者連続三振を含め、相手打線を三者凡退に抑え完璧の継投で攻撃に繋げます。

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【写真:完璧な継投を魅せた内山】

八回表、九番に代打中島(1・星稜)が送られリーグ戦初の打席に立ちます。上手くとらえた打球でしたが、二塁手正面の二直となります。続く代打もリーグ戦初打席の時(1・星稜)が送られます。3B1Sから四球を見極め、出塁に成功します。しかし、後続が併殺打に打ち取られ、七回に続く追加点とはなりません。

その裏、前日に迫力のある投球を魅せた財原(4・明豊)にマウンドが託されます。一死から代打に左二塁打を放たれると続く一番打者に右安打を許し、一死1・3塁とピンチを迎えます。その後、牽制が悪送球となり一点の追加点を許します。二死2塁から三番打者に左適時打を放たれ更に一点を追加されますが、後続を抑え更なる追加点は許しません。

このまま最終回を抑え、開幕節で勝ち点を獲得したい同志社は財原が九回のマウンドに再び向かいます。見事に三者凡退で抑え、試合終了。

開幕節で二連勝を飾り、見事勝ち点1を獲得しました!

次戦は、

9月13日(土)

対京都大学 1回戦 於:ほっともっとフィールド神戸

13時30分試合開始予定

9月14日(日)

対京都大学 2回戦 於:ほっともっとフィールド神戸

10時30分試合開始予定

となっております。

マネージャー 山川愛実

       中條玲音

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